■プロフィール:鈴木誠一郎
大学卒業後、大手自動車メーカーに入社し28年間勤務する中で、営業部、マーケティング本部、経営企画部、地域戦略部、人材開発部、系列ディーラー経営出向を経験する。
入社後、すぐに生産工場の自動車製造ラインに入り組み立てを実習する。その後、札幌で自動車セールスマンを2年間経験し本社に復職する。営業部を経てマーケティング本部へ移り、メイン3車種の販促担当となる。毎日必ず1つの販促策を提案せよと命ぜられ、年中、頭に汗をかき提案しては却下される日々が続き徹底的に企画立案能力を鍛えられる。
系列自動車ディーラーに出向しマーケティング部マネージャーとして3年間、自動車販売店の販売促進策に取り組み大幅黒字まで売り上げを回復させる。大手自動車メーカーのグローバル本社復職後、経営企画部に配属される。販売チャネルの統廃合計画策定を担当し毎日夜中に帰る日々が続く。
マッキンゼー&カンパニー日本支社との共同プロジェクトに参加したことから戦略構築ノウハウを修得する。さらにコーチングファーム「コーチA」との職場活性化プロジェクトに参画したことから現場での実戦的なコンサルティングノウハウを確実に修得する。
地域戦略部を経て再び系列自動車ディーラーへ出向している時に本社が外資に買収される。新社長の下で「リバイバルプラン」の取り組みを開始する中で国内市場復活グループメンバーとなる。関東近郊の系列大規模ディーラー販売店の業績改善コンサルティングに取り組み、年間業績55店舗中49位の超低迷店を10ヶ月後に「トップ3」店舗へと大変身させる。
大リストラの最中での閉塞感もあり、何かより充実感を感じられるような仕事をしたいと考えビジネスコンサルタントとして独立する。その後、大手輸入車メーカーの正規ディーラー向け経営改善コンサルタントとなり売上げアップに取り組む。
経営コンサルタントとして、国産自動車メーカーと外国自動車メーカーの両方に携わることができたことは極めて運が良く貴重な経験であり、このことが自動車業界におけるオンリーワンの経験知となったと感じている。国内外の自動車メーカーとディーラーに携わる中で、大きな成果や実績を数多く実現してきたことが自分の独自コンサルティングメソッドとして大きな自信となる。
現在では、オンリーワンのビジネスコンサルタントを養成する「オンリーワン・コンサルタント養成アカデミー」を主宰する。